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2012年4月23日月曜日

No.18 村上萌(ライフスタイルプロデューサー/株式会社Garten代表取締役)





輝く!自己ブランディングと発想力!
ブロガー&ライフスタイルプロデューサー



No.18 村上萌
ライフスタイルプロデューサー/株式会社Garten代表取締役
@moemurakami_
http://ameblo.jp/anninsukinano/

1987年横浜生まれ。成蹊大学在学中にミスキャンパスになり、ズームイン!!SUPERでレポーターを務めた。卒業後はMissFOREVER21JAPANに選ばれ、SATC2 NEW YORKプレミアオフィシャルブロガーやラジオDJとしても活躍。現在はブロガー兼プロデューサーとして設立した株式会社Garten(ガルテン)の代表取締役でもあり、様々な女性向け商品の企画やイベントのプロデュースをしている。



ーライフスタイルプロデューサーの村上萌さんとはファッションブロガーの集まるパーティーで初めてお会いしたんですよね。色々なところで活躍されていて、そのお仕事ぶりにはとても注目していました!ブログはいつ頃から活用していたんですか?


大学時代からブログはやっていたんですが、始めた頃は匿名で自分の考えを綴ってくというようなやり方でした。名前を出すきっかけになったのは、ミスFOREVER21のファイナリスト21人に残ったことですね。WEBでの得票が必要だったので、せっかくだからブログで訴えてみようと思ったんです。おかげさまで1位になれたのでそのお礼をブログに書いたら、今度はそれを見たヒューレット・パッカードの方が「日本代表のブロガーを探している」と声を掛けて下さって…。リアルとSNSを連動させるようにしたことで、見てくれる人も増えてどんどんやりたいことができるようになってきました!


学生時代からずっと同じURLでやっているブログには就活で悩んでいた時期の記事も。ちょっと恥ずかしいけど、私にももがいてた頃があったんだよ、というのが伝わると思うの残しています。」と村上さん。





今のブログは「こうありたい明日の自分」というか、1.5歩くらい先にいる理想の自分の姿を整理しておく場所です。そしてそれを、会いたい人に見てもらえるように行動したり、つながりを持ちたいと思うところに届くよう努力しています。



ーその親しみやすくて程良い距離感が、支持される理由なんですね!セルフブランディングやプロデュースをやりたいと思い始めたのはいつ頃から?


それも学生の時からですね。説得力のある存在になりたかったし、企画の仕事もしたいと思っていました。0から1を作ることはできないけど、何かと何かを組み合わせて小さな提案をするのは好きなので。図書館で作った企画書を持って企業訪問をしたりとか、「黒豆とヨーグルト合うよ!」っていきなり友達にメールしたり、暑苦しい学生でした(笑)。



―黒豆とヨーグルト…今度試してみます(笑)。萌さんは色々なものをプロデュースされてますよね。初めてのものもたくさんあると思うんですが、どういうふうに取り組むんですか?


いつもよりちょっと新鮮な組み合わせを考えたり、少しでも距離を縮められるようなアプローチの仕方をするようにしています。
例えば、ルノーのイベントの時には一度車と切り離して自分が今どこに行きたいかを考えた時に、「パリのマルシェ(市場)でバーニャカウダを食べたい!」と思いそれをチームでシェアし皆で企画を膨らませました。野菜を車にたくさん積んで見せたり、ルノーのロゴがプリントされた紙袋に入れて持ち帰ってもらうことによって、パリのマルシェを六本木に再現しました。車を身近に感じてもらえるようにしたかったんです。
また、THE SHARE のモデルルームの時は部屋に住んでいる女の子のライフストーリーを作ってプロデュースしました。そうすると自分の生活もそこに投影しやすくなりますよね。女性はもちろん男性にも好評で、内見した半数以上の人がその場で入居を決めてくれたんです!


ルノーのクリスマス・マルシェには250人もの人が集まったそう。THE SHAREはよりリアル感を出すために家具の買い付けの様子もブログでUPした。


自分がプロデュースしたことによって、より多くの人が興味を持ってくれたり、一緒にお仕事した人にも「こういうのがやりたかったんだよ!」と喜んでもらえるのはやっぱり嬉しいですね。



ー誰かと一緒に企画をするというのは意見が分かれたり、実現できなかったりと難しい部分もあると思うんですが、そういう場合の解決策や気を付けていることがあったら教えて下さい。


仲間でもあり尊敬しているフリーランスの安藤美冬さんという方にアドバイスをいただき、プロフィールの時点で軸となるキーワードを常に4つくらい決めています。それによってお話をいただく時点で既に「そのお仕事がしたかったの!!」と思うような引き寄せが次々に起こっています。例えば「1,5歩先のわくわくスパイスでカスタマイズ」とか「朝ごはん」とか…。
それから、自分の考えを形にしてしっかりとプレゼンすること。その上で話し合いながら落とし所を見つけられれば、特別に大きなことをやらなくてもいいと思ってるんです。階段を一段ずつ作っていくという感覚ですね。そして、そのキーワードは成長の過程で変わったっていいと思っています。それよりも、しっかりと発信してそれを実行することが大切だと思います。


撮影中らくがき。「朝ごはんスタイリングは趣味の一つ」という村上さんは朝から明るくパワフルなイメージ!



ーキーワードを決めておくというのは重要ですね。私も見習いたいと思います!今就活中の学生やこれからセルフブランディングを考えてる方に何かアドバイスはありますか?


動機がちゃんとしていないからとか考え過ぎないで、やりたいことや好きなことをまずやってみたらいいと思います。不純な動機だって、自分の努力次第でいくらでも純粋に磨いていけます!「モテたいから」って理由いいでもいい!(笑)。今はSNSやブログで発信できて、会いたい人に話を聞いてもらえる環境も整ってきている時代なので、まずはなりたい自分になりきってみて色々なことに挑戦してみないともったいないと思うんです。
今後私がこの仕事を続けることによって、たとえ最初は自分でつけた肩書きだとしても、自分の名前で勝負できるという新しい働き方の選択肢を提示していけたらいいな、と思います。


ーSNSは自分をブランディングするのに適したツールだから、それを利用しない手はないですよね。自然体で楽しみながらお仕事されてる萌さんはとても魅力的だと思います!どうもありがとうございました。




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