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2012年11月11日日曜日

No.22 アーシャ・フォンデュ(ITマーケター)



ユーザーとアプリをマッチング。
異国の地でも大活躍のITマーケター



No.22 アーシャ・フォンデュ
ITマーケター

1985年ポーランド生まれ。ロンドン大学、オックスフォード大学院を経て2010年に来日し、デジタルガレージに入社。ローカリゼーション、品質管理、マーケティング、PRなど、スマートフォンアプリに関する様々な役職を一任されている。UCLAや早稲田大学への留学経験もあり、ポーランド語・英語・日本語・フランス語を操るマルチリンガル。強みはポジティブ精神&何事も恐れないところ。



—現在日本でITマーケターとして活躍するアーシャさん。ポーランド出身で、各国の大学に留学経験もあるんですよね! 日本に興味を持ったきっかけは何だったんですか?

一番のきっかけは、大統領のスピーチ。ポーランドが社会主義国から資本主義になったときに、当時の大統領が「これからこの国は日本のように発展する」という話をしたんです。それがとても印象的で、子供ながらにも「どういう国なんだろう?」と気になっていました。その後、文化的な部分にも惹かれるようになりましたし、他の人があまりやらないようなことをやりたい、という気持ちから日本について学ぶことに決めました。


—大統領の言葉が発端だったとは意外です!大学院を卒業後、日本へ来てからはデジタルガレージで「Snapette」というアプリの担当されていると思うんですが、どういったお仕事をされているのか教えてください。

「Snapette」というのはアメリカで作られたショッピングアプリなんですが、私はそのPRやマーケティング、改善点を探したりなど、プログラミング以外のことは全て請け負っています。日本のユーザーに適した仕様に変えたり、インフルエンサー(口コミでアプリを広めてくれる影響力のある人)を見つけるのも私の仕事です。

Snapette」はお店にある商品を写真に撮って共有できるアプリ。気に入ったアイテムを選んで、それがどこのお店で買えるか調べることができる。


世界各地のお店のデータがあるので、例えばこれから初めて行く予定の街でも、どの店舗にどんなアイテムがあるかをチェックできます。GPSで地図情報も簡単に分かるし、ファッションナビゲーションとしても便利なんですよ!


—おしゃれに対する感度の高い人たちがアップしている写真を見られるし、新しいブランドも発見できて良いですね。UIも可愛いし、画質もいいから眺めてるだけでも楽しい! マーケティングについて今までどこかで勉強した経験は?

特に誰かからやり方を教わったということはないんです。自分の直感を信じて面白そうなこと、共感を得られそうなことをやってみる。それから人に会う機会が多いので、強みを活かしてどれだけ自分を印象づけられるかがポイントだと感じています。


—日本に留学していた経験やファッションのセンス、明るいキャラクターなど様々な要素があるから、今の仕事には特にアーシャさんが適役なんだと思います。 また、個人的にも何か活動をしているんですか?

はい、今は「Touchyヒューマンカメラ(http://touchtouchy.com/)」というプロジェクトに携わっています。ここで使うのは“誰かに触れられることによって視力を与えられ、写真を撮ることができる”というカメラの機械。これを身につけ、オフラインで人と繋がることの大切さを訴えるものなんです。インターネットやSNS、携帯電話などのテクノロジーは生活を便利にしてくれた一方で、身体的なコミュニケーションが希薄化してしまうという問題も生んでいますよね。そこから生まれる社会的な不安を癒すことを目標に、イベントなどでアーティストEic Siuと一緒にパフォーマンスを行っています。

アーシャさんはPR/マーケティングディレクターとして活躍中。Touchyの話を取引先の人にするとき、最初は半信半疑で強ばっていた表情が、自然と興味をもった表情に変わっていくのをみるのが何よりも嬉しいというアーシャさん。「HARAJUKU KAWAii!! FES 2012」で行われたパフォーマンスの様子はこちら

まずはたくさんの人に知ってもらうことが大切だと思うので、タッチというキャラクターも作りました。これから、音楽・漫画・ダンスなども制作する予定なんです。そういった方法をとることで、より親しみやすい存在になれたら嬉しいですね。


—Touchyはまだ見たことがないけれど、すごく楽しそう!とてもロマンチックなコンセプトだと思います。PR、マーケティングディレクターとして、良いプロダクトの魅力を伝えたいというアーシャさんの心意気は共感できます。 これからの目標やトライしてみたいことがあったら教えてください。

まずは、世界一のマーケターになること!それから、新しいプロダクト・アプリを作りたいと思っています。“女性が作る女性用のアプリ”というのはまだまだ少ないですよね。ファッションだけに限らず色々な分野で女性のためになるものを考えたい。他にはプログラミングもできるようになりたいし…それから、素晴らしいアイディアを持つアーティスト・デザイナーが、色んな場所で活躍できるようにサポートをしたいとも思っています。やりたいことがたくさんあるんです(笑)。


—持ち前の好奇心と吸収力を活かしてどんなこともこなせそう!人に興味を持って色んな場所に出ていけるから、様々な分野の人と一緒に行うプロダクト作りもきっと上手くいくと思います。どうもありがとうございました。

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2012年1月16日月曜日

No.14 三橋ゆか里(フリーランスライター)








世界のテクノロジー&WEBサービスをいち早く紹介
人気Techライター



No.14 三橋ゆか里 
フリーランスライター
@yukari77

http://www.techdoll.jp
1980年生まれ。小学校6年生から高校卒業までをNYで過ごす。大学卒業後ECサイト運営会社やウェブ制作会社などを経て、2年前にフリーランスライターとして独立。ウェブ・ディレクション、ライター、翻訳、調査案件、コンサルティングなどを行う。2010年公開の映画『ソーシャル・ネットワーク』の監修も務めた。



ー ライターとして活動されている三橋さんですが、映画『ソーシャル・ネットワーク』の字幕監修に携わられたとか。ITの知識や文化を知っていて留学経験のある三橋さんならではのお仕事だなと思いました。

めっちゃオタクな映画ですよね(笑)。一般の人が観ても内容が理解できるように、また、業界のエンジニアさんが観ても違和感のないように、バランスのとれた表現を考えるのが難しかったです。IT系スラングは流行もあるし面白いものも多いので、あまり一般用語に近すぎても面白みがなくなっちゃいますし(笑)。一緒に完成した映画を観に行った親も、意外と内容をわかっていたみたいで良かったなと思いました。



ー 「メルスケール」とかITの専門用語が映画にでてくることに、DIGIGIRLとしてはすごく感動しました。それから、映画で描かれるギーク像がすごくリアルです!


すごい早口だよね(笑)。ギークを知らない人にも、ギークの雰囲気や印象がしっかり分かる上手な演出だなと思いました。一方で、早口だから字幕にも制限があって、本当に伝えなきゃいけないことを残す作業はすごく難しかったですね。



ー ところで、 IT業界で働く女性は増えていますが、ITを専門にしている女性のライターさんってまだ珍しいですよね。どうしてこの仕事に就こうと思ったんですか?


元々は大学を卒業したら出版社に入りたかったんですが、上手くいかなくて雑誌を販売ITするECサイトに就職しました。新しいことがたくさん起こるITの世界って面白いなと思い、それから転職をしながらもずっとIT業界で働いています。ライターとしてフリーになったのは2年前。ブログやツイッターをみんながやっているタイミングだったのでITの記事への関心も強く、読んでくれる読者がいる環境が出来ていて運が良かったです。早すぎても遅すぎても、全然違ったと思うんですよね。




三橋さんが世界のIT 最新情報を発信するサイト。



私のブログ記事を読んでくれたシリコンバレーの人たちが「僕たちのサービスについて書いてくれてありがとう」という感じで、コミュニケーションが始まることも。彼らも自分たちが作っているものがどう評価されているのか気になって、日々検索しているようです(笑)



ーシリコンバレーで活動している人たちとのコミュニケーションで見えてくる、ITにおいての日本と海外の違いってどんな点にありますか?


シリコンバレーは今でもITの分野では世界最先端の場所です。インキュベーションと呼ばれる、新しいサービスを生みだそうとしている小さな会社が集まった施設があって、そこには世界中の優秀な人やモチベーションの高い人が集まります。システムやサポートも整っているし、上手くサービスを成功させた人たちが、若い会社のアドバイザーみたいになってサポートするという良い循環があるんですね。

それに比べると、日本国内はまだ環境が準備段階なので、新しいサービスを立ち上げるハードルが高いかもしれない。海外のインキュベーションに参加するという選択肢もあるんですが、言葉の壁があってなかなか世界に出ていく会社も少ないです。
それから、これは文化の問題だと思うんですが、アメリカは失敗してもそれが経験になるという考え方を持っています。「Aは苦手だけど、Bは得意だからBをやってもらおう」という柔軟な受け皿もあったりして、失敗してそこで終わりっていうのはないんですよ。新しいサービスを作るにはトライ&アウトの連続なのでそうゆう精神や環境は作り手にとって大事だと思います。


ーなるほど。私も先日シリコンバレーに行って、環境と文化的なモノの違いは大きく感じました。国内のみならず世界のサービスに目を向ける三橋さんですが、ライターとして「おもしろいな」と思うサービスの共通点はありますか?


何に引っかかるかは、フィーリングが一番です(笑)。でもひとつ挙げるなら、サービスを作っている「人」でしょうか。作った人の人柄ってサービスに凄く反映されると思うし、サービスが生まれたストーリーが面白いと、もっと話を聞きたいなと思います。



最近お気に入りのサービス『Path』は、友人数が限定されていて、FacebookTwitterよりも小さなコミュニティでできるSNS。「ユーザーインターフェイスがとってもいいんです」と三橋さん。


ー「サービス」と「サービスを作る人」は必ずセットになっているんですね。
テクノロジーは皆が意識しなくなって初めてすごいと感じさせてくれる部分もあるので、私も生活の一部になっていくようなサービスを作れるよう頑張っていきたいと思います。三橋さん、ありがとうございました!



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2011年11月14日月曜日

No.12 田中美子さん(WEBデザイナー)







独立間近! 
ガーリーなWEBデザイナーの夢は「グローバルノマド」



No.12 田中美子 
WEBデザイナー
@yoppy445_26
http://yoppy-world.com/

1988年生まれ、鳥取県出身。小さい頃から絵を描くのが好き。大学生時代に友人と2人でデザインユニットを組み、WEBデザインの仕事を始める。情報加工学科を卒業後はITの会社に就職しながら、WEBデザイナーとして企業のWEBキャンペーンサイトなどを手掛けている。


ー 実は、田中さんはtwitterで私(草野絵美)がハントしたんですよね! 作っているサイトがすごくガーリーで可愛いくて、FacebookやTwitterで色々な人と幅広く繋がっているところが "DIGIGIRL" にぴったりだなと思いました。

ありがとうございます! WEBデザイナーとしての活動は友人とデザインユニットを組んで去年始めたばかりなんですが、WEB経由で色々なお仕事の依頼を頂くことが増えてきました。「WEBデザイナーになってお金をもらう」という私のひとつの夢が叶って嬉しいです。

田中さんのデザイナー活動は「名刺つくります」というサイトを作ったのが始まり。自分のデザインをどう広めていこうか考えたときに思いついたそう。


デザインユニットは私がイラストやデザインを担当して、相方がコーディングをします。私は美大やデザイン学科でデザインを学んでいないので基礎はわからないんですが、知らないからこそ固すぎない独特なものが生みだせると思うし、相方はコーディングがとにかく速い! お互いの個性を生かしながら "速い" "安い" "クオリティ高い" この三拍子をチームの強みにして活動しています。

田中さんのデザインユニットのサイト http://namake.mn/


ー プログラムが書けたりサービスのアイディアをだせる人はたくさんいるけど、それを魅力的な可愛いものにすることができない人がWEB周りには多いと思うので、田中さんのようなWEBデザイナーってとてもニーズがあると思います。
今はWEBデザイナー1本というわけでなく、普段はIT系の会社に仕事されているんですか?


そうなんです。平日はスマホのサービスを企画する会社で働いて、夜や土日にデザインの仕事をしています。最近はデザインの案件も大きくなってきて、もっと有名になりたいとか本気で打ち込みたいなって思ってきました。

今、2人で独立して会社を作ろうかと話をすすめているところ。勤めている会社を辞めてフリーで活動している同い年の人達が周りに増えてきて、そうゆう姿を見ると「生き様がかっこいいな」と思うんですよね。


ー WEBを通じて仕事の依頼をもらうことが多いんですか?

自分達の作ったWebを見てもらったことがきっかけだったり、TwitterやFacaebookの繋がりで仕事を依頼頂くことが多いです。

就活のためにtwitterを始めたんですが、大学やバイト先だけでは出会えない人に出会えることに刺激を受けて色々なオフ会に参加するようになりました。最初は友達が増えて行くだけの感覚だったんですが、デザインの仕事を始めると「繋がり」で仕事も増えて、ネット上で人脈を作ってよかったなと実感しています。


ー 先ほど田中さんのデザインノートを見せてもらったんですが、チームワークを保つために色々工夫されているんですね! 特に「Creative Rule 10箇条」は私も真似したい!


デザインのアイディアやラフが詰まったノートの表紙の裏には、田中さんがオリジナルで制作したクリエイティブに関する10箇条が!


1) 朝はちゃんと起きる・眠いときは寝る・時間を大切にする
2) メールはちゃんと返す(24時間以内
3) クライアントのやりとりは、かならず自分で終わらせる
4) 楽しく作業できる環境を創る
5) 月2回以上自分たちが好きな活動をする
6) 土日はムダな予定を入れない
7) 月1回は遠出をする・カフェに行く
8) ネットワーク・チャンスは共有する
9) お互いをビジネスパーソンとして尊重する
10) お金持ち・有名になる


10箇条のなかに「月1回は遠出する」というのがあるんですが、先日も、新幹線に乗りながらデザインとかコーディングをしたい!と思い立って、作業をするためだけに京都に行ってきたんですよ(笑)。 


ー 私もこうゆうの作ろうかな! どの項目もすごくクリエイティブだし、組織をまとめていく真摯な姿勢にすごく共感します。

大きな目標は「グローバルノマド」です。今はネットがあるから、家や会社にいなくてもどこでも作業ができますよね。だから将来は世界を回って世界の文化を吸収しながら仕事をする生活をしたいです!


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2011年10月18日火曜日

No.11 山口碧生 (書家/アーティスト)







日本文化と世界の架け橋に
サンフランシスコを拠点に活動する書道家



No.11 山口碧生 
書家/アーティスト
@aoi_gm
aoiyamaguchi.com

1984年生まれ、北海道出身。サンフランシスコを拠点に活動する書家アーティスト。音楽や映像など融合した書道ライブパフォーマンスやグループ展を行う傍ら、日本復興支援プロジェクト「RISE JAPAN」の企画やアーティスト集団「S.I.R.」を立ち上げる。


ー書道を始めたきっかけは?

6歳の時に母に書道教室に連れていかれて習い事のように始めたのがきっかけです。続けていくうちに書道をもっと追求したいと思い、色々な先生と出会いながら自分のスタイルを追求してきました。

書道を通して"自然に還ろう"というメッセージを伝えたい」という思いは、北海道の大自然に囲まれて生まれ育った山口さんならでは。「自然からできた書道の道具を使って自分を表現することは、アートを通して自然に触れていることだと思ってます。


ー Webサイトでポートフォリオを発信することで、新しい人や活動に出会えることも多いと思います。インターネットをはじめとするデジタルの世界とアートとの良い可能性を感じていますか?

もちろんです!自分の作品のクオリティも大事だけれど、作品をどう発信していくのか「イメージ作り」が大切だと思います。私はWebサイトも自分で作っているし、写真やテキストで活動をレポートしたりしているけれど、プレゼンテーションの仕方が大事だというのはいつも実感しますね。Webサイトも写真がいかに見やすいか、ショーの雰囲気がきちんと伝えられているかということをいつも意識して制作しています。


大学でヴィジュアルコミュニケーションデザインを副専攻にしていたので、グラフィックデザインとWEBデザインは大学で勉強していました。今もフリーランスでwebデザインのお仕事もしています。


ー 現在山口さんは、サンフランシスコで書道のパフォーマンスをされていますよね。先日拝見して、コンテンポラリーなショーの中に伝統的なものが融合していて鳥肌がたちました!

ありがとうございます。パフォーマンスをするようになったのは2004年に渡米してから1年後くらいです。当時、サンフランシスコで日本の伝統的な文化が思ったほど知られていないことに気付き、書道がどういった美学で、哲学で、歴史があるのか、そういったプロセスも含めてみせられたら良いなと思い、始めました。

パフォーマンスでは会場の雰囲気や音楽とか、その場で思い浮かんだ言葉をモデルの体や紙に筆で書きます。自分が取り込んだものすべてをアーティスティックな表現として出すというプロセスを、エネルギーを含めてライブで見せたいんです。
自分の体とシンクロする音楽を聴くと、凄く力強い線がかけたりドラマティックな線が書けたりするのでパフォーマンスでは必ず音楽をパフォーマンスの一部としています。


ー 山口さんが、日本の震災を受けて立ち上げたプロジェクト「RISE JAPAN」について教えて下さい。

震災のニュ-スをサンフランシスコで知ったんですが、とにかくびっくりして凄く心配になりました。報道写真を見ると信じられない状況で、サンフランシスコにいることが逆に苦しくなったりも…。
それで自分の得意としているアートでなにかできないかと思い「RISE JAPAN」というプロジェクトを立ち上げたんです。

http://www.risejapan.us/


サンフランシスコのギャラリーと協力し、仲間のアーティスト達とショーを企画してアート作品を売るプロジェクトです。これまで200人以上のアーティストが全米や日本から作品を送ってくれました。これまで3万ドルのドネーションが集まり、アメリカや東京のNPOを介して支援活動をしています。地震があって大変だと思うけれど、これから日本が変わっていくと思うので、これからも若いアーティストを集めて応援していきたいなと思っています。


ー 世界に進出したい若い日本の人も多いと思います。メッセージはありますか?

言葉の壁があると思うけれど、怖がらないで海外に出てほしいです!思い切ってこっちに来てしまえば繋がれる人もたくさんいるし、アメリカの中でもサンフランシスコは自分のやりたいことを見つけてチャレンジできる街。多文化でオープンマインドな人も多いから活動をサポートしてくれる人も多いし、日本の文化に興味がある人もたくさんいるので良い場所だと思いますよ!


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2011年9月13日火曜日

No.09 笹山美波 (アイティメディア株式会社「ねとらぼ」編集記者)






ネットで話題の旬なネタを紹介
WEBメディアで編集記者1年生



No.09 笹山美波 
アイティメディア株式会社 「ねとらぼ」編集記者
@mimi373mimi
http:/d.hatena.ne.jp/minamii/


1988年、東京都出身。「Fashionsnap.com」の編集アシスタントや「はてな」のアルバイトを経て、アイティメディア株式会社に新卒入社。ネットで話題の旬なネタを幅広く紹介する「ねとらぼ」で編集記者1年目。



ー「ねとらぼ」の編集記者として活躍されている笹山さんの最初の編集記者経験は「Fashionsnap.com」というWebサイト。雑誌やラジオやテレビ、様々なメディアがあるなかで、あえてインターネットメディアを選んだ理由は?

小学生のときからパソコンでニュースサイトや掲示板、2ちゃんねるを見るのが大好きで、親も心配するくらい毎日見ていました(笑)。インターネットは毎日情報が入れ替わるしスピードも速く、色々なジャンルの情報を享受できます。ファッションのメディアに携わりたいと思ったときも、普段から見ていたFashionsnap.comがおもしそうと思って「文章が書きたいです!」と熱意を伝えました。


 Fashionsnap.comは最新のファッションニュースをタイムリーにお届けする情報サイト


3-4年前まで、雑誌に比べてファッションサイトは知名度が低く、知らない人の方が多かったんです。でも「これからメディアは変わっていく」というFashionsnap.comを運営するレコオーランド社の光山社長の言葉に影響を受け、メディアに就職するなら雑誌ではなくインターネットメディアにしようと確信しました。


ー今やTwitterやFacebookを経由して、たくさんの読者の方々がニュースサイトに訪れますよね。しかも毎日!それは雑誌をはじめとする他のメディアと大きく違うところだと思います。編集記者という立場でもインターネットメディアならではの仕事のやり方はありますか?

そうですね、インターネットメディアはとにかくスピードが早い!私も編集記者を始めてみて驚いたんですが、新商品のリリースやニュースの情報をもらってから2-30分もかからずに記事を書いて公開しているんです。その場で書いてすぐアップすることに使命感をもって働いている先輩達の姿にプロフェッショナルを感じます。


ー笹山さんが記事を書いている「ねとらぼ」ですが、Twitterやブログなどネットで話題になっているニュースがおもしろく取り上げられていて思わずFacebookの「いいね!」を押したくなる記事がたくさんありますね。人に話したくなる記事を書くコツがあったら教えてください。



ネットで話題の旬なネタを幅広く紹介する「ねとらぼ」

普通に事実を伝えるだけではなく、読者にとって何がヒキになるのかを考えるようにしています。ちょっと語尾を変えたり、他のメディアでは取り上げない切り口で記事にするのがポイントです。自分で書いた記事のPVが良かったりツイート数も「いいね!」も多いと嬉しいです。まだまだ少ないのでこれから頑張ります!


ー書いた記事のアクセスカウントがわかるのはモチベーションに繋がりそうで良いですね。今後、笹山さんが編集者として挑戦していきたいことはありますか?

原稿のクオリティをあげるのは勿論ですが、ネットで多くの人に記事を読んでもらう工夫を一層していきたいですね。編集者としての面を多くするために、もっと海外の情報を取り扱えるようになりたいし、自分で営業や企画もどんどんしていきたい。(チャンスがあればメンズファッションが大好きなので、インターネットで自分なりのアプローチができたら良いなと思います!)


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2011年7月25日月曜日

No.06 種村静夏さん(WEBデザイナー/大学生)






仕事と育児の両立を目指して
巡り会えた天職がWEBデザイナー



No.06 種村静夏
WEBデザイナー/大学生
@tane0811
tanemm.com

1988年、埼玉生まれ。学生団体「BRASS」のウェブサイト制作をきっかけにWEBデザイン会社にアルバイト。半年後、フリーランスのWEBデザイナーとして独立し企業や学生団体のWebサイトやFacebookページの制作を手掛ける。


ー 学生ながらフリーのWEBデザイナーとして活躍している種村さん。デザインができてコードも触れる数少ない技術者だと噂で聞いて、一度お会いしたいなと思っていました。

ありがとうございます。でも、大学に入るまで自分のパソコンは持っていなかったし、スカイプって何?という感じだったんです。(笑)


ー そうだったんですか!? とても意外ですね。

所属した学生団体 BRASS で「誰かWEBサイトを作らないか」というアナウンスがあったのがきっかけで、はじめてWEBサイトを作りました。そのときはこの世界が今のように新しい技術がどんどん生まれてくることも知らなくて…正直甘く考えていたんですよね(笑)。
でも作ってみたら面白くて、すぐにWEBデザインの会社でバイトをしながら勉強をしました。半年経ったときに学生団体や起業した友達のWEBサイト制作の依頼が多くなったので、思いきってアルバイトをやめてフリーランスとして活動を始めたんです。


種村さんのチャーミングなホームページ



ー すごいスピードですね。そこまで情熱を傾けた理由はなんだったんでしょうか?

小さい頃から仕事と育児を両立したいという気持ちが強くて。WEBデザイナーという職業を知ったとき、これならフリーランスでもやっていけるし家で育児をしながらお金を稼げるなと思いました。自分の夢が叶う職業に出会えた! と夢中になりましたね。


ー 仕事と育児を両立したいと思ったきっかけは?

母の影響が大きいです。母は若いときに保育士になりたくて短大へ進学したのですが、1年くらいで結婚して仕事を辞めたことをすごく後悔していたようで「あんたは仕事を辞めちゃダメだよ」とよく私に言っていました。

都会では核家族が多くて、子供は色々な人に育てられるというより家族の中で成長していくことが多いんです。一番身近な存在である母親が欠けたりすると子供にとても影響があると思うので、子供のそばにいながら仕事をすることが昔からの私の夢だったんです。


ー WEBデザイナーとして活動した当初、うまくいかなかったことや克服していったことはありますか?

WEBサイトを作るとき、ページごとに目的やターゲットとなるユーザーの調査まで考えて作らないと良いサイトはできないと思うんですが、それをクライアントに伝えることに最初は苦労しました。本来の目的から逸脱したサイトにならないようデザインし、それを細かくクライアントに説明することがWEBデザイナーにとって大切な作業です。数を作りながら、伝え方を勉強していきましたね。

打ち合わせの時はipadをメモ代わりに。


ー これからWEBデザインの技術以外で身につけたいスキルがあれば教えてください。

語学を習得したいので大学を卒業したらまず1年間フィリピンに行きたいです。フィリピンはアジア圏の中で英語の発音が綺麗だし、食事や住むところ、ワンツーマンの英語の塾が付いて10万円くらいで1ヶ月生活できるそうなんです。英語力を身につけてもっと活動の幅を広げて行ったり可能性を広げていきたいですね。


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2011年7月19日火曜日

No.05 もふくちゃん(株式会社モエジャパン代表取締役)






アキバ系アイドルビジネス最前線
秋葉原から世界を目指す萌え系女社長



No.05 もふくちゃん
株式会社モエジャパン代表取締役
@mofuku
http://ameblo.jp/mofukushacho/

1983年、東京生まれ。23歳の時に秋葉原にてアキバ系アイドルライブ&バー『ディアステージ』の社長に就任。今はアニソンDJバー『MOGRA』も運営する、株式会社モエジャパン代表取締役。


ー 今や秋葉原文化を語るうえで、欠かすことができない存在のもふくさん。秋葉原で萌え系ライブ&バー『ディアステージ』とアニソンDJバー『MOGRA』を始めたきっかけを教えてください。

大学生の時、秋葉原のメイド喫茶で友達になった女の子達が今まで出会った誰よりも面白くて衝撃を受けました。アイドルやアーティストなど様々な夢を持っていて、それに向かって真っ直ぐで、話をしているうちにこの子たちと一緒に何かをしたいなと思ったんです。
当時秋葉原では歩行者天国で女の子達が歌って踊るパフォーマンスが盛り上がっていて、毎日ライブができるライブハウスをやろう!と。すぐに場所を見つけて女の子達のライブが見れるバー『ディアステージ』を始めました。


ー 社長に就任したのは23歳のときだとか、すごく若いですね。

最初は右も左もわからなかったですね。でも『ディアステージ』をオープンして半年以上たった頃、女の子もお客さんも増えて手狭になって、これはビジネスとしていけるなと確信を持ちました。そこで『ディアステージ』を引っ越して、しばらくたってからその空きスペースで『MOGRA』を始めました。


m-floの☆TakuさんなどもDJとして訪れる。アニソンがかかったときはかなりの大盛り上がり


当時は秋葉原にクラブがなくて、アニソンのイベントがあってもみんな代官山とか渋谷へ行ってしまう。秋葉原から始まったカルチャーを別の土地にとられるのは嫌だなと思い、アニソンが楽しめる『MOGRA』を始めました。
アニソン畑の人には他ジャンルの音楽を楽しめる場所として、逆にクラブミュージック畑の人には日本のアニソンやアイドルソングの素晴らしさについて触れてもらえるような、ジャンルレスな空間を目指してきて、今年で二年目。やっと目標を達成できてきたなと実感してます。


ー 今や20代前半の若い人たちが集う話題の箱ですよね。 『MOGRA』が人気な背景に、これまでカウンターカルチャーだった秋葉原の文化がメインストリームになってきた時代の流れがあるんじゃないでしょうか?

確かにこの1年で大きく変わりました。数年前は偏見もあったけど、AKB48の盛り上がりもあって今は逆に世間に求められている感じがします。秋葉原でも今の状況は衝撃的で賛否両論ですね。最近は、普通のファッション誌にもオタクカルチャーの文化が紹介されたり、表紙にまで抜擢されたりなどが増えてきた印象です。


ー 自分たちの文化がメインストリームへなっていくことへの不安や動揺はありますよね。

特に秋葉原の人達は文脈や歴史を大切にします。表面加工やコンセプトが1ミリずれただけでも「ニセモノだ」と言われてしまうのが難しいところ。そうゆう特徴が文化が成熟していく過程で今後どう影響していくのかという緊張がありますね。今年が転換期1年目だと思うので、これから大きく変化していくところもあると思うし、よりギークになっていくところもあるんじゃないでしょうか。


ー 先日、東京コレクションで『ミキオサカベ』のショーを見ました。もふくさんがプロデュースしているアイドル「でんぱ組.inc」がコラボレーションしてパフォーマンスしましたよね。ショーを見にきたモードなファッションを身にまとった人達が初めてオタ芸やライブアイドルを見て、最初はショックで呆然としているのに、そのうちオタ芸の動きを真似して参加していく姿が印象的でした。多様な価値観を持ってる人達が一つのカルチャーに魅了されてる現場はドキドキしますね。

そう感じて頂けて嬉しいです。「秋葉原の出し惜しみしないパワーをファッション業界にぶつけたい」とミキオ君からの情熱を受けて今回コラボレーションをしました。
普通オタクの女の子って内向的で他のカルチャーへ参加していくのを怖がる子が多いんです。でも「でんぱ組.inc」のメンバーは本当に意欲的で、「本物の秋葉原のパワーを見せつけてやりましょう!」と意気込んでいた。現代のパンクスここにあり、と思いました!


秋葉原で活動するアイドルグループ「でんぱ組.inc」。合言葉は「萌えキュンソングで世界に元気を発信♪」


今この時代に誰が戦っているのかといったら、それはアイドルだと思います。今人気のAKB48やももいろクローバーZこそ現代のパンクスですよ。アイドルの歌詞を読むと「何がなんでも勝利を勝ち取るんだ」とか「一番上を目指すぞ」といった、攻撃的な内容が多くて少し恐いくらいです(笑)。
今、若い女の子たちが持っているその強さ、精神力が別のカルチャーと組み合わせても存在が負けない理由だし、私がアイドルに魅力を感じるところですね。


ー 今は大きく成長している秋葉原カルチャーもいつかは成熟という局面を向かえると思います。もふくちゃんは今後『MOGRA』や『ディアステージ』「でんぱ組.inc」をどう展開していこうと考えていますか?

時代は必ず変わっていくので『MOGRA』も『ディアステージ』も違うものに変化して次のステップにいくと思います。あとは山口百恵さんみたいに全盛期にマイクをおくのか、もしくは松田聖子さんのようにマイクを握り続けるのか、選択肢は2つ(笑)。それをこれから考えていきます。
「でんぱ組.inc」は海外へ発信していきたいですね。ファッションやアートが失った初期衝動のようなパワーを秋葉原に感じるので、それを私が世界へ伝えていければなと思っています。


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2011年7月11日月曜日

No.04 佐々木詩織さん(大学生)





ブランドバッグからMacBook Airがチラリ
目指すは女子エンジニア



No.04 佐々木詩織
大学生
@shiori1205

1989年、東京生まれ。作家志望だった小学生の頃、両親からもらったパソコンで小説や詩を公開するサイトを制作。大学では広告研究会のWEB広告チームに2年間在籍。『美人事.com』の制作に携わる。来春からITコンサル会社に入社予定。


ー 来春からITコンサルタントの会社でエンジニアとして活動されるそうですが、インターネットにまつわる仕事の中でなぜエンジニアを目指されたのですか?

大学時代に広告研究会のWEB広告チームに在籍して企業や団体のウェブサイト制作に参加したり、友人に誘われて「美人事.com」のサイトを作っていました。




どれも楽しい経験でしたが、その中でも、誰かの「やりたい」ことを形にできるエンジニアって良いなと思ったんです。エンジニアがいないと良いアイディアも残らないし、自分のスキルが誰かから必要とされるのは嬉しいですよね。多分、私って"誰かから必要とされたい欲求"が強いんです(笑)。


ー ウェブ業界で女性のエンジニアはまだ少ないのでしょうか?

少ないと思います。春から入社する会社のITコンサルのスタッフも女性は全体の5%しかいません。女子エンジニアを増やしたいなと思うので、まずは自分がしっかり仕事をできるようになって「こういう風になりたい!」と思ってもらうことが目標です。


ー 最近「かわいい検索」を知って、ウェブサービスにも女の子の目線って必要だなと改めて思いました。私も女子エンジニアがどんどん活躍できたら良いなと思います。詩織さんだったら、どんなウェブサービスやアプリを開発したいですか?

その日に会った人に記録ができる『会った日記』みたいなアンドロイドアプリを作りたいです。普段色々な人に会うことが多いので、今日誰とあってどんな話をしたかメモできたり、会った人を他の友人にも紹介できるアプリがあったら自分で使いたいですね。


ー 会った人との時間を自分だけで楽しむだけじゃなく、周りの人にも紹介できることがポイントですね。

そうですね。色々なチャンスに巡りあえたり、自分自身が今すごく幸せなのも、人との出会いから始まっていると思うので"縁"を大事にしたい。twitterBooklogのように新しい人やモノとの出会いがあって自分を変えてくれるサービスは面白いなと思います。


ー これからテクノロジーが進化をしていく中で、増々インターネットサービスが私たちの日常に関わってくると思います。未来の生活にどんな世界を期待していますか?

アニメが大好きなので『HUNTER×HUNTER』(集英社)の「グリードアイランド」のようにゲーム内部の世界に入り込めたり、アニメ『攻殻機動隊』の「電脳化」みたいな技術が未来の生活にあったら嬉しいですね。そうゆう世界を作っていく過程に自分も携わっていきたいし、そんな未来がくるまで自分が生きていればいいなと思っています(笑)。


ー 最後に、詩織さんの気になるバッグの中身を見せてください!

スマートフォンは2個持ちです。可愛いものが大好き!
最近気になっているのはiidaから発表されたスマートフォン「INFORBAR」。


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2011年6月27日月曜日

No.03 パク イエナさん(ウェブコンポーザー見習い)





facebookもUSTも!
今注目のソーシャルメディアを操るアヒル口女子



No.03 パク イエナさん
ウェブコンポーザー見習い/大学生
@yenap

1990年生まれソウル出身。facebookやtwitterのソーシャルメディア活用サポート事業を行う「Type-C」にメンバーとして参加。毎週水曜21時から放送のUSTREAM番組「ウェブコンポーザー学校」に生徒役で出演中。



ーWeb制作をレクチャーする「ウェブコンポーザー学校」に生徒役として出演されてますね。ウェブコンポーザーとは聞き慣れない名前ですが、どんな役割なんでしょうか?




ウェブサイトがどうあるべきか?というところを、プログラミングやデザインなどの技術的な制約に捕われずに考えて、サイトマネージングができる人です。「ウェブコンポーザー学校」ではサイトを作る技術だけじゃなく、写真の取り方やクリップの仕方、SNSとの連携、文章の書き方や編集まで幅広く勉強しています。


ーオールマイティに動けるところは、まさに新時代のWebスキルですね。

誰でもネットを使って自由に情報を発信できる今、ウェブコンポーザーが持つ感覚は身につけたいスキルです。自分がやっていることやいいなと思うことは、ブログのように既に用意された方法以外でもUSTREAMやtwitter、facebookなど色々な配信サービスと連携して発信していくことがこれから大事になっていく気がしています。


ー小さい頃からインターネットは日常的だったんですか?

はじめて自分のノートパソコンをもらったのは小学3年生のとき。私は韓国出身なんですが、韓国は日本よりもインターネット文化が発達しているんです。小・中学生の頃からネットゲームで遊んだりブログを書くようになって、一気に世界が広まりました。

ネット上のコミュニティやブログで活動していると、中学や高校の同じ年の友達だけじゃなく、大学生や社会人など色々なバックグラウンドの人と出会える機会が増えて、それがすごく面白かったです。


ーコミュニケーションが多い場所はイベントやパーティなどリアルな場にもあると思います。イエナさんもリアルなイベントには足を運ばれるんですか?

いろいろな場所に行って人と出会ったり話をするのが好きなので、積極的に参加しています。最近面白かったのは東京ミッドタウンのIDEE SHOPで開催していた「Share a Piece of the Earth」の展示とカンファレンス。宇宙から見た地球の写真でデザインされた絵がとても素敵でした。




ーウェブコミュニティとリアルなコミュニティ、どちらでもアクティブに活動してるんですね。イエナさんの中ではこの二つの世界に大きな違いはあるんでしょうか?

今はtwitterやfacebookを使ってネット上で人と交流することが多いですよね。でも私はWebは手段であって目的ではないと思っていて、結局はリアルで繋がるためのキカッケではないかと思うんです。

どんどん便利なサービスが生まれて、ネット上で色んなものを観たり聞いたりできるようになっても、やっぱりリアルなコミュニケーションの場に行かないと体験できなかったり感じられないことはたくさんあると思う。それに自分のフットワークが軽ければ軽いほど自分が憧れていた人に出会えると思っているので、これからもタイミングや直感を大切にして動いていきたいです。


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2011年6月20日月曜日

No.02 平野紗季子さん(美食ブロガー)





東京の「食」の輝きに目をむけて
チャーミングに綴る美食ブロガー



No.02 平野紗季子さん
美食ブロガー/大学生
@sakichoon
『dusty swan picnic』

1991年福岡県出身。小さい頃から食べることが大好き。IID schooling padのレストラン学部や空間デザイナー・山本宇一氏のアシスタントを経験。ブログ『dusty swan picnic』で日常の食の幸せを綴る。




ーブログ『dusty swan picnic』は紗季子さんの日常の「食」の記憶を鋭い感覚で綴っていて、読んでいて幸せな気分になります。




グルメリポートのようなありふれた感想は、私じゃない人が発信すれば良いかなと思ってます。「食」ってそれぞれ価値観が違って当たり前だし、実際に食べてみないと何もわからないアナログなもの。もちろん私も美味しい店の情報はネットで集めることが多いけど、自分が経験したことはただの情報じゃなくてその時の気持ちや空気感まで取り込んで綴っていきたいんです。


ータンブラーで始めたきっかけは?

最初はネット上のかわいい写真をタンブラーでスクラップしていたんですが、そのうち自分の写真も貼りたくなって。自分が大好きな「食」について思ったこと感じたことを写真と文字で記録しています。タンブラーはシンプルでエントリーも流れていくしかないけど、そうゆう適当な緩さと偶然性が気に入ってます。


ー小さいころから食べることが大好き?

両親が忙しいことが多かったので、家族の集まる場所がレストランだったんです。それで食べること、食べる場所が好きになりました。小学生の時から「食べ物手帖」をつけていて、4冊目が終わった半年前からタンブラーで非公開で続けています。




集めたお店の名刺は500枚くらい。お腹を満たすものから芸術の域に達するものまで、文化としての幅の広さが「食」の面白いところですよね!


ー最近美味しかったもの教えてください。

代官山の蜜香(みーしゃん)というお店の杏仁豆腐が絶品。ジャスミンのジュレが杏仁にかかっていて、甘さもほどほどで美味しいです。
プリンの味ってスプーンで変わるんです。銀製のスプーンよりも陶器の丸いスプーンで食べたほうが美味しい。蜜香はお店で杏仁豆腐専用のスプーンも開発していて細やかでいいなと思いました。


ー10年後、何をしていると思いますか?

本当にいいお店や文化を守れるような大きな存在になりたいです。それは日本料理の文化もそうだし、街角の真摯な洋食屋もそう。ネットで情報が溢れる社会になるほどアナログの価値があるというか、本当に体験した人の経験が輝くと思うので、最終的に、人をアナログな体験に誘えるようなブログを書いていきたいです。


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2011年6月13日月曜日

No.01 灰色ハイジさん(WEBデザイナー)




デジガールTIPS満載のつぶやきは必見
Twitterで噂のクリエイティブなIT女史



No.01 灰色ハイジさん
WEBデザイナー
@haiji505
http://www.haiiro-haiji.com

1986年、新潟県出身。12歳の時にひきこもりになりインターネットと出会う。現在は都内の制作会社でWEBデザイナーとして活動中。



ー「灰色ハイジ」というお名前、ハイジさんの透明感にぴったりですね。

地元・新潟の雪の灰色をイメージして10年前につけたハンドルネームです。新潟の冬や雪の儚さが昔から好きで、WEBサイトを作るときも陽気な雰囲気よりはそういうニュアンスを大切にしてデザインすることが多いですね。


ー中学生の頃から独学でWEBサイト作っていたとか。インターネットを始めたきっかけは?

中学生の不登校だった時期にインターネットと出会いました。実家が田舎だったため他に遊ぶものもなく夢中になりましたね。Photoshopでイラストを描いたり作品を発表するうちにネットの楽しさに引き込まれて、WEBデザイナーの仕事をしようと決めたんです。


デジタルライブペインティング大会「cut&paste」学生唯一本戦出場(2007年)


自分の知らないことを知れるのがインターネットの一番面白いところ、これは好きな男性のタイプと一緒です(笑)。


ーハイジさんの好きな"儚さ"とインターネットはとても対局にあると思いませんか? twitterのフィードもブログのエントリーも半永久的に残るイメージです。

WEBサイトってワンクリックですぐ削除できてしまうんです。特に私が仕事で作るサイトは企業のキャンペーンが多いので半年か1年しか存在しません。私の場合その"儚さ"が制作の原動力になるというか、生まれてはすぐ消えるのからこそ次を作りたくなる気がします。残るものだったら逆にそうは思わないかも。


ーデジタル以外で興味があることはありますか?

昔からアナログの道具を使うのがすごく苦手。マウスとキーボードを使うことしかリアルな場で得意なものがないですね。イラストもペンタブレットで描いてきたし。
ファッションは好きです。飽き性なのでその時のモードで全然違うものを見たり選びます。ちなみに黒いアイテムをクールに着こなすのが今の気分。Apple storeもあるので買物はだいたい渋谷です。(笑)。


ー先日ハイジさんが震災後に立ち上げた「3.11 Graph」を見ました。震災にまつわるインフォグラフィックスを紹介&制作する素敵なサイトですね。

ありがとうございます。どこに属しているかに関係なく、みんなが個人で情報を収集したり発信する動きは良いなと思います。




自分はゼロから何かを作るよりも、誰かが作ったものを整理したり編集することがあってると思う。これからもデジタルの分野で活動していきたいので、今はたくさんの仕事をして勉強する期間ですね。今のWEBサービスには女性の感性が足りないと思うので、今後はそこに働きかけれたら嬉しいです。


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2011年6月6日月曜日

No.00 草野絵美さん(ファッションフォトグラファー)





ストリートからランウェイまで
ファッションの最前線を世界に発信



No.00 草野絵美さん
ファションフォトグラファー/大学生
@gyorome
http://kusanoemi.com/

1990年、東京都出身。大学でブランディング・デザインを学びながらファッションフォトグラファーとして活動。レディオ湘南でアシスタントDJとして出演中。



ーインターネットを通じてファッションの今を世界に発信している絵美さん。ファッションフォトグラファーを始めたきっかけは?

ファッションフォトグラファーの原点は小学生の時に立ち上げたウェブサイトです。バービーやブライスをモデルにして写真を撮って公開してました。あのときは今よりhtmlが書けたかも(笑)。高校2年生の時に今のスタイルでファッションブログを始めました。
ファッションもデジタルもどんどん変わっていくところが面白い。速度があるものが好きです。


ーどんな人を「撮りたい!」と思うんですか?

ファッションは世界観や哲学を表現するものだと思うので、流行よりもその人のキャラクターがでているスタイルが好きです。日々変わるものだからこそ、その時代の強い力を感じる洋服や人を撮りたいですね。


http://www.japanesestreets.com/より


ーファッションブログを始めるとき、この人のようになりたいという存在はありましたか?

尊敬している人はたくさんいるんですが、特定の人物はいないです。好きなサイトとして挙げるなら「THE SARTORIALIST(ザ・サルトリアリスト)」というスコット・シューマンさんのファッションスナップブログ。

はじめて彼のサイトを見たときに、写真ってこんなに綺麗なんだと思いました。彼の写真は肉眼に写るよりも美しく被写体が撮れている。みんな目が生き生きとしていて「人=ファッション」なんだなと感じます。実はスコットさんとは日本で一緒にショッピングをしたこともあるんですよ。


ーどんなきっかけで?

スコットさんが来日したとき、サインをもらいに彼のイベントに参加したんですが、その日街を歩いていたらホテルからでてくるスコットさんに偶然会って。「さっきサインもらった絵美です!」と声をかけたら話が盛り上がり、それからスコットさんと友人達と渋谷の109へ一緒にショッピングへ行ってプリクラを撮りました(笑)。



スコットさんはファッションスナップの第一人者。憧れていた人だったのでとても楽しかったです。


ー写真をツールにたくさんの人に出会っているんですね。

人とつながること、おもしろい人と出会うことが私の生き甲斐です。人と出会うことをファクターに行動した結果、それが一番叶うのがカメラだった。ファッションスナップの仕事は色々な人とコミュニケーションがとれるので大好きです。


ーこれからやりたいこと、ありますか?

今、クリエイターにとってプラットフォームになるようなウェブサービスを制作中です。
私が作品をNYで展示できたりフォトグラファー以外の活動ができるのも、人とのつながりのおかげ。多くの人がチャンスと出会えるコミュニケーションの場を作りたいです。


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PHOTO BY KEIKO SUGAWARA