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東京で抜群の存在感を誇る彼女たちをファッションフォトグラファー・草野絵美が紹介します。

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2011年8月8日月曜日

No.07 Julie Wataiさん(フォトグラファー/コンテンポラリーアーティスト)





秋葉原カルチャーを世界へ発信
女子×ハードウェアに萌えを感じます!



No.07 Julie Watai(ジュリ ワタイ)
フォトグラファー/コンテンポラリーアーティスト
@juliewatai
juliwatai.com FACEBOOK SoundCloud

大阪出身。アイドル経験を経て、現在はフォトグラファーとして活動。秋葉原カルチャーと女の子を紹介する写真集『SAMURAIGIRL』『はーどうぇあ・がーるず』を出版。その他VJや電子工作ガールとしても活躍中。



ー フォトグラファー、コンテンポラリーアーティスト、電子工作、モデルなど幅広く活躍されているJulieさん。活動のきっかけを教えて下さい。

はじめて人前に出たのは10代の頃。当時、千葉麗子さんというアイドルの方がいて史上初のオタクアイドルと言われていたんですが、千葉さんの妹分として活動させて頂いてました。
その経験で何か自分で表現でしたら色々な人に見てもらえるんだなということを実感して、アイドル活動と並行して、同人誌を作ってコミケで売ったり、コスプレをしたり、自分の趣味の活動もしていました。


電子音楽も趣味のひとつ。「お気に入りは、この303というリズムマシーン。80年代のハウスの多くはこのミキサーで作られています。このリズムマシーンが発表されてから電子音楽の歴史が大きく変わったと言われる伝説のマシーンなんですよ」



ーはじめてのコスプレは?

ぷよぷよというゲームにシェゾというキャラクター。男装コスプレです(笑)。



ー当時は今の秋葉原カルチャーのように文化がクロスオーバーしていなかったと思います。アイドルも漫画もアニメも棲み分けが激しかったと思うのですが、アイドル活動と趣味の活動の間で葛藤や迷いはありませんでしたか?


アイドルの仕事に迷いを感じることはありました。アイドルは衣装もダンスも歌も用意されたうえで表現する役割。いわば"作られる"存在だと思います。それはそれで楽しかったし勉強になったけど、自分の趣味の活動を熱心にしていくうちに"作る側"に興味がでてきて、21歳のときにアイドルを辞めました。いったん仕事をお休みして、自分に何ができるのか考えてみたかったんです。
その頃、趣味でコスプレイヤーの女の子たちを一眼レフで撮影していて、写真をツールに女の子達と仲良くなってネットワークが広がっていくのが楽しいなと思い、フォトグラファーとして活動を始めたんです。



ーJulieさんのマルチな活動を見ていると、色々なことに挑戦しながらもそれぞれの活動にJulieさんならではのセンスを感じます。活動のインスピレーションとなっているモノやコトはありますか?


スノウ・クラッシュ」や「ニューロマンサー」といった80年代のSF小説が大好きで、そこにでてくるような女の子達に憧れています。機械を操作したり、理系な姿がとにかくカッコイイ。それに当時のファッションやロボットって、今見るとフューチャーレトロで可愛いですよね。私は機械を見てセクシーだなと思うフェチがあるんですが、テクノフェティシズムというジャンルがあっても良いんじゃないかな、と思います。



ー 産業の発展に心を踊らせた時代の未来の描き方って凄くワクワクしますよね。昔、40~50年代のアメリカで「Ladies&Robots」というムーブメントがあったんです。ロボットと女性が付き合っている写真が何枚もあって、それがセクシーだった時代があるんですが、まさにテクノフェティシズムなのかなと思いました。


2冊目に出版した写真集『はーどうぇあ・がーるず』では音楽機材やコンピューターなど色々なハードウェアとポップな女の子が絡んでいるんですが、女の子とハードウェアってすごく無骨な組み合わせなんですけど、私もそこに"萌え"があると思います。



電子工作ガールとしても活躍中。最近作ったのは喋る人形ファービーのサーキットベンディング(改造)の動画。宇宙語を話すそう。


あれもやりたい、これもやりたい…でここまで走ってきました。職業を聞かれたらフォトグラファーかもしれないけど「何でも屋」みたいなもの。今の時代、ネットで何かを発表するのは簡単だしお金もかからないので、これからもカルチャーとカルチャーをDJみたいにミックスさせて、おもしろいなと思ったことをどんどん放流していきたいです。


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